/ 4月 7, 2019/ スタッフブログ
こんにちは。
まさかの雪でした。
栗林です。
3月29日~4月3日にU-15の選手が宮城遠征に行きました。
宮城遠征では仙台市に拠点を持つ塩釜SCさん主催大会
第40回鹽竈神社杯に参加させて頂きました。
東日本大震災を乗り越え、40回記念大会までたどり着いたこと
試合会場のすぐ外は津波が押し寄せてきた場所もあり
そこは今も整備の途中であったり
サッカーが出来ることに感謝する気持ちが自然と湧いてきました。
初日は埼玉県で行われる東松山ペレーニアさんのフェスティバルに参加させて頂き
終了後、宮城県仙台市へ
その夜からまさかの「雪」
明日は晴れるかな~
翌日もまさかの雪!
選手たちはぶるっぶる震えながらアップ開始!
「動いていたい。」
別な意味で試合に出たい欲求が高まっていき
雪の中をハードワークしていました。
試合だけではなく
「3.11メモリアル交流館」や「荒浜小学校」
震災の被害や復興を記録した施設にも行き
職員の方が説明してくれましたが、その職員の方も
「家が流され残ったのは自分の体と来てる服だけ」
「生きてさえすればなんとかなる」
「災害時に持っていくものは自分の体だけあれば大丈夫」
重みのある言葉でした。
現在はサバイバーズギルドといった、自分だけ生き残ったしまった罪悪感から自殺をする人が増え
2次被害も出ており
本当の復興は「心」が安心して暮らせるようになること
それを聞いて
僕は震災のことを何も知らなかったんだなと感じました。
サッカー出来る環境は当たり前じゃない
雪だろうが、土だろうが芝だろうが
環境ではなく
常に自分が「今」出来ることに正面から向き合う
その重大さに気が付けた遠征となりました。